モリーゼ大好き“湯浅 美保さん”にインタビュー

Q1こんにちは!今日はインタビューよろしくお願いします。

  まずは、モリーゼ州紹介をお願いします。

モリーセ州はイタリア20 州の中て、ウァッレタオスタ州について 2 番目に小さな州て

アトリア海からアヘニン山脈に向け、Basso(ッソ<低い>)Alto(アルト<高い>)Altissimo(アルティッシモ<物凄く高い(標高約 1000m)>)に分けることが出来、山も海も堪能てきる州てす。歴史的にはアブルッツォと運命を共にしてきたモリーゼてすか、西側に位置するカンハーニアの影響、南に位置するプーリアの影響も受けた州てす。

 州として独立したのは最近の事ですが、この地には昔から人が住み、葡萄も栽培されていた歴史のある州です。ローマ時代の遺跡も多く、伝統工芸品や、中世の街並みなと、小さな所にぎゅっと見どころが詰まった魅力あふれるところ。それが、モリーゼです

今回インタビューをお願いした湯浅美保さん  

  そもそも、湯浅さんはどうしてモリーゼを好きになったの?

20 州の事を把握したいなと思っていて勉強している時に、本なとは、アフルッツォと一 緒に紹介されたり、モリーセとして紹介されても数行て終わっていたり、少し前にセミナーに参加した時も、“モリーは歴史も浅くあまり話すこともないのて。”と。笑  

 

イタリアの中ても飛はされることも多く、〝じゃぁ、誰がモリーゼの話をしてくれるんたろう〟と思って、 自分で調へていくと、郷土料理、ワイン、遺跡なと色々興味か湧く事かてきて、行ってみたい! と思う様になりました

  行ってみたい街の見どころや観光スポットはどこですか?

ますは、州都カンホッソの小高い場所にあるモンフォルテ城に行きたいてす。道すから、 歴史博物館のサンニティコ博物館に立ち寄って、モリーセの歴史を感して街を一望したいてす。

モンフォルテ城、サンニティコ博物館について教えて頂けますか?

モンフォルテ城の起源はランコルト時代とされていますか1450~60に再建されているようてす。サンニティコ博物館は18世紀の建物て、普段は地元の遺跡からの出土品なと、展示されているようて

モンフォルテ城

Q4)遺跡も有名という事だけど、行ってみたい遺跡はありますか?

モリーゼのポンペイと表現される事もある『セピヌム遺跡』に行きたいてす。これも、カンポバッソにあるのですが、ローマ時代 1 世紀頃の都市遺跡で、家屋の基礎や、 門、劇場、広場、闘技場なと残っています。公共施設か整っていない場所もあるので、観光に訪れる人もまだまだ少ない遺跡たそうてす。

セヒヌム遺跡

観光で行って楽しめるお祭りやイベントなどはありますか?

私も行ってみたいお祭りですが、10 月に開催される『サグラ・デッル・ウーウ(葡萄の収穫祭)』というお祭りがあります。日本でいう山車みたいな乗り物が本物の葡萄て飾られ、街を回る収穫祭。この様子は、せひ動画て見て頂きたいのでご覧ください

  食べてみたい郷土料理を教えてください。

特産物でもあるトウガラシをたっぷり使った『パンパネッラ』。ニンニクと赤唐辛子でマリネした豚をオーブンで焼き、ヴィネガーをかけて休ませて食へるお料理てす。食べてみたいし、作ってみたいです。 あとは、薄く伸ばしたハスタ生地をひし形に切った『タッコッツェ』というパスタあって、豆を使ったソースとよく食べられているそうです。

ワインのイベントなので、もちろんおすすめワインを教えてください。

やはり、モリーゼの赤ワインを生み出す土着品種『ティンティリア』です。正確な発祥は明 らかになっていないのですが、18 世紀頃スペインから持ち込まれたのではないか、と言わ れています。ですので、スペイン語で「赤」を意味するティントに名前の由来を持っていま す。この葡萄からは果実味が豊かで、スパイシーなアルコール感のある赤ワインが造られます。一緒に楽しむお料理 は“牛肉!!”ですかね。

湯浅さんがモリーゼに行ったらどんなふうに過ごしたいですか?

色々調べた街々を散策して、遺跡や美術館、教会等をフラッと。バールを探したり、

“モリーゼ 特有の何かや、人や、空気感、時間”を見つけたいです。 山や海も堪能したい!もちろん、サラミやチーズも、郷土料理にワインを楽しんで、可能ならワイナリー見学をして。可能なら、サラメリアやモリーゼのマンマに料理を教えてもらったりしたいです。

改めて調べていたら、旅行ではなく、住みたくなりました(笑

アヴィノフェスタへ参加する方々に一言お願いします

皆さま、モリーゼ良い所です。(行った事はないけれど)

愛してあげてください。

 

<プロフィール>

湯浅 美保(ゆあさ みほ)

2005年から堺にある創作イタリアンで勤務。イタリアワインにはまりフロアマネージャーとしても活躍。その後、ブライダルを請け負う飲食店を経て、2011年に現在勤務するブラヴーラに在職しソムリエを取得。現在、イタリアワインを多くの人に楽しんで貰うソムリエとして活躍中!

 

<モリーゼ州までのアクセス>

 

ローマ➡カンポバッソ(モリーゼ州都)まで国鉄で約3時間

 

 関西空港からドバイ経由ローマ、ボローニャへが便利

エミレーツ航空で快適な空の旅をお過ごしください

 

インタビュアー 石垣亜也子

Amici Vini Italiani

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